爆死確定のライトノベルみたいなタイトルですが、日本酒や酒粕(かす)の料理や栄養価について書きます。昨日の話で料理酒としての利用にちょっと触れたので、続きみたいなものです。(・ω・)
画像は、酒粕の写真が撮りためた中になかったので、代わりに。( ;´Д`)
さて、
どんなお酒でも料理酒として使えるのか?
香り系以外は、基本何でも使えるかと。
うまみが濃い酒の方が良いです。
多少ヒネていても、他のフレーバーと混ざるのでそこまで気にしないでいいとは思いますが、古酒や極端に酸っぱい酒、にごり酒は、酒のフレーバーが勝ってしまうのでやめておいた方が無難かもしれません。
香り系の吟醸酒は前回ちょっと触れた通り、加熱するとぞうきん臭がしますので料理には使いにくいです。
びしょ鍋でやったらエラいことになりました。( ;´Д`)
その酒粕も同様。なので吟醸粕使っている酒粕はおすすめできません。純米粕の汁だとあまり感じませんでした。
では、香り系の吟醸酒酒粕も駄目かというと、そんなことはないです。
加熱せずに、洋風のデザートや肴に使う分には向いているかなと。例えば、チーズやクリーム、ヨーグルトに混ぜ込んだり。あと、そのまま食べてもフルーティーでよござんした。アルコール分が残っているので子どもさんには食べさせてあげられませんが。
それから、
酒粕は栄養価が高いのもいいところ。酒造会社や酒類総合研究所が発表している研究結果によると、たんぱく質、炭水化物、食物繊維、ミネラルのほか、アメリカなどで抗うつ薬にもなっている「S-アデノシルメチオニン」(SAM)や、妊婦さんに必要なビタミン「葉酸」も含まれています。
葉酸は熱に強いようなので、加熱してアルコール分を飛ばせば妊婦さんでも食べられます。
一方SAMは加熱で壊れる。ということは、フルーティーで食べやすい吟醸粕を食べればたくさん摂取できそう。
この文章書きながら「おいしくポジティブになりたいなら吟醸粕をそのまま食え!」とか「食べてポジティブ!すごいぞ酒粕」みたいに、もっと釣れそうなタイトルにしようかと思った。ただ薬としてちゃんと精製されたSAMと、食い物としての酒粕を同列に並べるのは、いろいろやばそうなのでやめた次第。(´Д` )
あと酒粕使うなら、新鮮なうちに使わないと上記の成分が減っていく模様。食べきれなかったから冷凍保存で。
ん?ほとんど酒粕の話になってもうたが、まあええか。
昨日のは、
関連ネタ。
おしまい。