↑(゚∀゚)
まず最初に。
タイトルでうまいて買いとるけど、
3酒のうち2酒が既に売り切れで買えません。
興味を持った方はすんません。
手に入れてすぐ飲んで、
感想書こうかと思うた時には確か既に1酒売り切れとったから、
急いで書いても、もうしゃあないかということで今に至った次第。
広島県の食品工業技術センターさんのお酒です。
試験醸造したやつを毎年秋にひっそり(?)販売しています。
今季販売分(酒自体は昨季仕込んだものでそれを毎年翌秋に販売)はどうでしょうか。
2022年販売分は3酒です。
ここ数年さらに印象が良くなっていることもあり、
今年は縁あって全部手に入れることができました。
しかしここで悲報が!
昨今の資材高騰から、
お値段は以前とそんなに変わらないものの、
容量が今季から720ml→500mlにダウンとなりました……。
まずは純米吟醸から。新しい酒米の試験醸造もので、販売時に全部ブレンド。
酒米は八反錦33%、広系酒44号33%、広系酒45号33%。
残り1%は何やろか。
精米歩合は60%。
こちら純米大吟醸。
これまで明魂は大吟醸はあったものの純米大吟醸はなく今回がお初です。
そして新酵母使用。
センターさんの公式資料から引用すると、
引用ここから
酵母は大正時代に広島県で分離された「広島6号酵母」を活用し,新規交配育種法で育種された新酵母※2株を使用して醸造いたしました。
ここまで。
この酵母老ねにくいそうです。
とのこと。
酒米は広島県産山田錦、精米歩合は35%。
こちらの純米大吟醸は華やか系。
使用したのは広島吟醸酵母13BY。
13BYと付いているのは、広島吟醸酵母には他にも種類があるためです。
後年出てきた改良バージョンに広島吟醸酵母26BYがあります。
13BYはとっても華やかなのですが、苦みなどの欠点もあったとのこと。
酒米は広島県産山田錦、精米歩合は35%。
飲。
飲。
飲。
(・ω・)うまい
(・ω・)うまい!!
(・ω・)うまい!
◎明魂純米吟醸黒字ラベル
さわやか、ラムネ、穏やかな青み、うるおいの手前、甘み穏やか、うまみ、酸味、ふーっ、しわみ、
開栓以降わずかに白湯感あるがうまし
◎明魂純米大吟醸新酵母紫字ラベル
わずかな白ブドウ、赤ブドウ、コク、わずかにグレープフルーツ、スポーツドリンク、うるおい、とろみ、甘み、さわやかな酸味
◎明魂純米大吟醸広島吟醸13BY赤字ラベル
デリシャスリンゴ、砂糖菓子、ほのかな青み、甘とろみ、うるおい、ほのかな酸味、しわみ、
苦み少なめでええですね。
【まとめ】
他蔵のやや低いアルコール度数原酒系と飲み比べると加水っぽさは感じるけど、
いずれも以前よりうるおいが感じられてええですね。好きです。うるおい自体はここ数年あったけど、気になる含み香があったものもあり、今回はどれもそれがなし。
新酵母の酒、どことなく6号酵母というか新政とか他買って飲み比べみたら、やっぱりどことなく近しい。と言っても、この酵母は6号は6号でも広島6号で大正6年生まれ、新政発のきょうかい6号は昭和5年なので関係ない。とはいえ、6号以前の古い酵母は厚みがあるというか重ためなんやろかな。長野のソガペールエフィスの古いきょうかい酵母シリーズとか、1号の櫻正宗とか賀茂鶴の5号の酒とか、どちらかというと重い香りがしたので。
なんにせよ、
おいしゅうございました!!!
【今日は何の日】
来月早々には土佐酒新酒も。
おしまい。