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高知の城下で蔵巡り2018の続きでおます。
洋の「りぐる」さんと和と魚の「たちばな」さんのコラボ。
お酒は桂月です。
まずは、
スパークリング純米大吟醸の匠(ジョン)。
デリシャスリンゴ&うまみ&ほんのりイチゴ&炭酸ちりり。
合わせるは、石鯛と文旦のゆず塩ジュレ掛け。
さわやかな柑橘味が、ジョンのデリシャスリンゴやイチゴっぽい風味の輪郭をくっきりと。ええですね!
( ̄∇ ̄)
続いて今季から初登場の山廃純米!
うまみ、青み、さわやか、酸味、しわみなこれには……、
嶺北産の土佐あかうしの熟成にぎりニンニク葉タレ&自家製からすみの一口握りッ!
ガリも自家製!
うほほっ!(*゚∀゚*)
カラスミの塩まったりさが、酒のうまみ倍増!
肉のうまみとニンニク葉うまみで酒のうまみも絡まってニンニク増しマシ!
そしてゆず酒には、
はちきん地鶏とウツボの夏野菜 煮こごり2種類のインボルティーニ!
ゆず酒 さわやかやや甘めのゆずがうまあまあっさりの鳥のソースに合う。
そしてウツボ!くにくに半生みたいで、フグやタコみたいな食感がしつつ、炙って香ばし感がめちゃ美味い!神うま!
(*≧∀≦*)
が、この香ばし香とウツボ香は、ゆず酒よりは山廃が合うかしら。( ̄∀ ̄)
ごっそさん!
続いて、
「かもん亭」さんと高知でついにできた純米燗酒と肴の店「サケとサカナ ヒナタ」さんのコラボ。
お酒は安芸虎。
安芸虎の新商品、低アルコール酒のライト。
やわらか、綿あめレベルに軽やか、ふんわり、ラムネ&バナナなお味に合わせるは、
醱酵キャベツとパイナップルと砂肝のサラダ仕立て!
うま酸っぱい発酵キャベツと爽快感のある甘酸っぱさのパイン、そしてこりっとした砂肝を、安芸虎ライトがふんわり包みます。
優しいお味ですが、ライトが軽量級過ぎてやや肴に負けてるかな?(*゚∀゚*)
続いて、
土佐あかうしの低温すき煮!下にトウモロコシ豆腐があり、左のゴボウには鳥肝が詰められています。
合わせるお酒は純米80を燗(50度)で!
うまみ、膨らみ、青み、バナナの手前、酸味のバランスの良いこの安芸虎80の燗酒に、
やーらかいあかうしの甘うまコクに、トウモロコシ豆腐の甘みが加わり、そこに燗を流せば、くーーーーっ!(๑˃̵ᴗ˂̵)たまらん!
クリーミーでほんのりクセのある鳥肝&ゴボウにも、燗がじんわり浸透してお互いが溶け合ってああおかわりがほしい、どっちも。
(´∀`*)
デザート!
ブルーチーズのムースと怪味腰果(かいみようか)~かもん亭の金柑蜜煮のソースを添えて~。
怪味腰果は中国の料理でカシューナッツのスパイス飴絡めだそうです。
これには、
安芸虎の熟成古酒!22BYで常温貯蔵、しかもこのイベント用に加水調整した特別バージョンでございます。
紹興酒の手前、チョコ、ナッツ、うまみ、ほのかな甘み、酸味…。
そんな味がする古酒と合わせてみると……。
おおっ!(゚∀゚)
怪味腰果のピリピリ、
ブルーチーズのカビ臭うまみ、
金柑蜜煮の粘度がある甘みながらも明るい香り、
それがこの古酒の味わいと混ざると、
酒と肴の花火大会や~。( ´ ▽ ` )
加水も影響してか酒がうまやわらかくも感じます。
えがったえがった。
やはり酒は一瞬で無くなった。
フィナーレは松原ミートさん。
こちらは単独で、お酒は菊水です。
松原ミートさんは日本酒でなく菊水さんが得意とするリキュールと料理で楽しませてくれるようです。
トップの文旦のお酒には、
イノシシのフロマージュ・ド・テッド!煮こごりみたいなお料理です。
あっさりねっちりうまイノシシ煮こごりに、苦み強めのビールムース!
これ単体では苦いんですが、文旦のお酒を口に入れると、
∑(゚Д゚)おお……。
グレープフルーツみたいな味になって苦みが心地良いレベルにまで低下。
文旦のお酒がソースとなり、ここで完成する仕組み。
フレンチのシェフだからこそのアプローチの仕方なんでしょうか。
ええですね!口の中が幸せです。 誠に幸せです。(*≧∀≦*)
続いて、
ハクビシンのタコス サルサロハ!
盛りつけもげに美し。
これには、
タコスには欠かせないパクチー……のお酒です。
おほっ!
タコス思った以上に上品なお味。
パクチーのお酒はもろパクチー!
特にハクビシンさんがあっさりしてるので、パクチーの酒がややかぶせ気味。
ハクビシンさん「あ、わしもよろしくおねが……」パクチー酒「はいはいはいそんなわけでね今日もねお天気よろしいわけですけども、そう言うたらこないだね」みたいな。
なんのこっちゃ。(゚∀゚)
そして、最後の一品は、
鹿とブルーチーズのプティヴィエ。
合わせるお酒は、はちみつのお酒(ミード)。
これがめちゃくちゃ甘いというか、アルコール入りのさらっとした蜂蜜。
いわゆる〝辛口〟の土佐酒に慣れ親しんだ高知県民だと、卒倒するレベルの甘さでございます。
( ;´Д`)
中の鹿は肉の風味(臭いという意味でなく)を残しつつ、
これだけならふーんという感じなのですが、
ブルーチーズも口に入れて、ミード入れると、
やはり!∑(゚Д゚)
はちみつ酒がソースになり、ばちっと鹿肉とチーズにマッチし、
合体ロボ完成の瞬間のような快楽が、そこにあったのでした。
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ごちそうさまでした!
今年も楽しかったです。
まとめ
昨年と同じことを申し上げますが、
飲んべえのおっさんには、
やっぱり酒が足りねえええエエエエエエええ!
どのお店も酒盗力が高すぎるのよ……。
ともあれ満足でございました!
【今日は何の日】
焼酎含め鶴銘柄の無い県てあるのかしら。
おしまい。