日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)

節操無しの日本酒呑みが、グルメ(?)や旅行記もつづるブログ。土佐酒アドバイザー(高知県酒造組合認定資格)です。

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【限定品】土田、袋取りNo.34&NO13.生酛純米吟醸原酒の味の感想と評価(No.34は全国新酒鑑評会入賞酒)withシン・ツチダ

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↑ ( ´∀`)

 

群馬県の土田酒造さんの限定酒です。

メルマガ会員先行案内品で、2月26日から一般販売だったのですが、

早々と売り切れたようです。即購入してよかった。

というわけで、

↓令和元(2019)酒造年度入賞酒の出品酒仕様バージョンと次点のお酒飲み比べ。

o3.hatenablog.jp

 ↑これは、出品酒として醸造した仕込み34号を圧搾機でしぼったもの。

今回のNo34は袋取りしたもの。

もろみは同じで、搾り方が違います。

そして、出品したのは袋取りした方です。

より出品酒そのものに近いお酒ということです。

 

一方の仕込み13号も出品酒候補でしたが、社内選考でそうならなかった方で、

これの圧搾機バージョンが「イニシャルW」で、袋取りしたのがNo13とのこと。

 

米の使用内訳はNo34は群馬県産ゴロピカリ58% 、あさひの夢38%、ひとめぼれ6%。

 

精米歩合は、

No34は60%が12・4%、35%が87・6%。

No13が60%が18・0%、35%が82・0%。

と微妙に違います。

酵母はきょうかい701。

種麹は白夜(糖化力が強い。吟醸酒向け)。

アルコール度数は14。
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飲。

飲。 

 

(・ω・)4.5

(・ω・)4.3

 

◎袋取りNo.34

バナナメロン、甘まろやかな寒天、ほんのりスポーツドリンク、透明感、とろみ、酸味、しわみ、青み、苦みの余韻、

 

開栓3日目、わずかに青重みがよりくっきり感じるもやはり流麗。

 

◎袋取りNo.13
バナナメロン、ぐっ、濃い甘み、まろやか、ほんのりスポーツドリンク、とろみ、しわみ、苦み、

 

No34と比べると、

TVの砂嵐風(おっさんしかわからない喩え)というか、

ざざっとした質感やえぐみがあるんですが、甘みと濃さが鮮やか。

 

【まとめ】

No.34(出品酒の方)、

春に飲んだこれの圧搾機バージョンの入賞酒時の感想と比較すると、

乳酸菌飲料感が少なく感じるような。

やわらかさや淡さはこっちの方が感じた気がするのと、

あの時は常温に近くなると甘みが浮いて感じたんですが、これは感じず。

もうちょい様子を見てみます。 

 

そして、No.13との比較ですが、明らかに違います。

こっちは濃いのとやんちゃさを感じます。

私はNo.34の方が好みでしたが、

少々騒々しいながらも溌剌としたNo.13の方が好きな方もいるのではと思いました。

 

なんにせよこの仕様での鑑評会入賞はやっぱりすごいですね。

 

おいしゅうございました!!!!!!!!!

 

ついでにシンツチダもいただきます。
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 おっ、ちょっと熟成かかりつつあるのか、

梅酒に近い香りを感じる。

出たての時と違って、ほんのちょい梅津の生酛感。
これもええですね!

 

 

【今日は何の日】

 たまには。

o3.hatenablog.jp

 おしまい。