日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)

節操無しの日本酒呑みが、グルメ(?)や旅行記もつづるブログ。土佐酒アドバイザー(高知県酒造組合認定資格)です。

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シン・ツチダ、生酛純米原酒の味の感想と評価with竹鶴生酛純米大吟醸との飲み比べも。

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何か忘れてると思ってたら、

1カ月かけて楽しんで飲んでたコレをまだ書いてなかった!

群馬県の土田酒造さんのお酒です。

8月6日飲み始め。

 

お米は飯米を使っている模様。 

精米歩合は90%。

焼酎用の黄麹菌使用。

酵母無添加。2回火入れ。

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飲。

 

(・ω・)4.49

 

 

 ◎常温
もっ、乳酸飲料、ラムネ、白ブドウの手前、うるおい、粉、しわみ、透明感、厚み、うまみ、甘ったり、

 

2回火入れでも、

入賞酒の時と同様、光沢ある透明感がやはり独特で、これは全然味も香りも違うけど長州だとohmineにも感じる。

だけどそこに生酛っぽさというか、何かに似た要素が……。

あれや、日本酒度マイナスに仕上がった時の竹鶴の生酛や!

竹鶴が豪鬼やとしたら、

デミトリのミッドナイトブリスくらった後の姿がこんな味。

↓というようなことを酔っぱらいがのたまっていたら、

 

 

↑まさかの公式から反応が。社長さんかつて在籍されていたとは!

 


開栓3日目。

ほんのり梅酒香がします。これ梅津の生酛でも拾うやつ。

試しに冷酒でやってみましたが、これはこれでええものの、

やや閉じた感じがするので、燗でレンチン。
うまずっぱ&厚み&乳酸飲料で、やっぱりほのかに梅酒。

ええですね!

 

 

 

8月20日。

竹鶴っぽいと言った手前、飲み比べなければなるまい。

これは甘い年のやつのじゃないし、

シン・ツチダよりかなりお高いクラスの商品ではあるものの、

通底するものはあるはず。
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ミッドナイトブリスも意識して酒器もこんな感じに。

常温と燗で。
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飲。

飲。

 

やはり、
厚みのある乳酸飲料っぽさはどちらもあり。
シンツチダは甘い・透明感・光沢・軽やか。
竹鶴は干葡萄・コク・凝縮感・ずっしり。

 

竹鶴は度数高いので加水しましたが、

それでも豪鬼や嘘食いの箕輪を彷彿とさせる圧倒的高密度筋肉。

さすがです。おそろしい。好き。

ただ飲み慣れない人にはシン・ツチダの方がおすすめしやすいかなと。

 

 ほか、司牡丹生酛や天穏山廃生、神亀亀の尾生なんかと飲み比べしつつ……。

 

9月1日。

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グランドフィナーレ。 

 

 

振り返って。

とっても飲みやすい中に厚みもあって好き!

なんですが、敢えて一言付け加えるなら、

光沢のある透明感と軽やかさが浮いて感じるなあと。

入賞酒の感想の時も似たようなことを書いとりました。

 

熟成させたら溶け込むやろか。

もう1本あるんで常温で置いて気長に待つとします。

 

おいしゅうございました!!!

 

 

【今日は何の日】

 せむらけん

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 おしまい。