↑(´⊙ω⊙`)
来たよ!来た来た来た、来たよ!
長崎は平戸には2つ酒蔵がありまして、
その一つが「飛鸞(ひらん)」の森酒造場さん。
盆でも営業中でありがたや!
【公式サイト】
では平戸市街地進入時から。
市街地中心部、フェリー乗り場から南へ歩いて10分強くらいのところにあります。
ほなお邪魔しまんにゃわ。
扱う銘柄は「飛鸞(ひらん)」と「豊年(ほうねん)」。
「飛鸞」は、平戸のこと。海から眺めた平戸の島影が、神霊の精が鳥になった「鸞(らん)」が飛び立つ形に似ていたことから「飛鸞島」と呼ばれ、転じて「平戸」になったそうです。
そして「飛鸞」は、
実家に戻った蔵元の息子さんが、
29BYから純米シリーズを打ち出し、
精米歩合40、50、65を主軸に投入しました。
というわけで、生まれたてほやほやの1年目の商品群です。
息子さんは「浦霞」で有名な宮城県の佐浦さんで3年修行されていたそう。
水は蔵から1キロほどの山から出てくる軟水、
飛鸞で使う酵母はきょうかい酵母の701や901などとのこと。
では、表示に甘えて無料試飲させていただきます。
純米65。米は地元平戸産のレイホウです。
純米50の生酒。こちらも地元産レイホウ使用。あと山田錦も。
純米40。全量県外産の山田錦ですが、いずれ地元産でもとのこと。
あと生貯蔵や幸橋もいただく。
施設も見せてもらいました。
お初だったのが、こちら。
もろみを絞る時に使う自動圧搾機で、
薮田(ヤブタ)式かと思ったら違うそうで、イノウエ式と。
ヤブタよりちょっと小さい?
ただかなり古いものらしく、今後もう使わず、
佐瀬式を導入して槽搾りにするとのこと。
また火入れ後の冷却やその後の冷蔵管理も改善していくそうです。
飛鸞シリーズの感想ですが、これから花が咲いていきそうな印象を受けました。
65が苦み、50生が木香様などを強めに感じましたが、
いずれもシュッとしていてもったりさはなく、食事と合わせたい。
40もほんのちょっと気になる香りはあったものの、
やわらかさとさわやかさがあり好み。
生貯の本醸造もやわらかくてすいすい飲めます。
画像には写ってないですが、
低アルの夢名酒が甘酸っぱくて炭酸割りでも楽しめそうです。
あと蔵見学後、コンビニで買った糖類添加の普通酒が結構美味しかった。
一番好みだった40は購入したので、
もう少しちゃんと飲んで後日感想を書こうと思います。
なんにせよ設備も変わり、造りもこれから重ねていくことで、
酒質の更なる進化が期待できそうです。
また飲んでいきたいと思います。
ありがとうございました!
なお「豊年」シリーズはいずれやめて「飛鸞」銘柄一本に絞るそうです。
マニア様におかれましては、豊年は今のうちに買っといた方がいいかもしれません。
そんなところです。
つづく(旅が)。
【今日は何の日】
バグってハニー
おしまい。