↑アヒャ(゚∀゚)
所有するブツの量がハンパ無く、
日本酒ブロガー界において、
道を極めし者として知られるあの!congiroさん。
http://congiro.hatenablog.com/
その忘年会に参加するため、長州からお江戸に行きました。
会はテーマ別で昼の部と夜の部があり、
集まる面子がカルピス原液かヘシコ並に濃いことで有名です。
今年は12月中旬に身動きが取れそうな状況だったのと、
今年を逃すと次はいつその時期にお江戸へ行けるかわからない。
というわけで、両方出ることにしました。
しかも昼の部と夜の部の合間に、
ツイッターつながりのしんごさん忘年会にも乱入するというO3はこの先生き残れるかスケジュール。(´Д` )
では始まり。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずは昼の部、
「米と葡萄のお酒でシャブをキメる!まつり」。
タイトルの危なさもさることながら、
それより恐ろしいのが集まる酒飲みのみなさま。
ラスボス撃破後の裏ダンジョンで出てくる級のバケモンぞろいなのです。
会場は高田馬場と下落合の間くらいにある「しゃぶしゃぶかがやき」さん。
主催者はまだ到着していない様子。
アウェー感満載の中おろおろしていると、
程なくして、厳ついグラサンをかけたそのスジの方が颯爽と現れました。
シャブの代金を上納する段階でご挨拶し、
晴れてファーストコンタクトと相成ったのでございます。(゚∀゚)
と言いたいところですが、
実はわし初対面ではない。
もう何年も前にこれまたぶっとんだ酒の会がありまして、
そこで会っています。
congiroさんの名は、
当時も界隈で知られており、
地方都市暮らしのクジラのおっちゃんにも威容は伝わっておりました。
ブログもちょいちょい拝見しとったのです。
わしは酒をぶっかける粗相をやらかしたのでよく覚えているのですが、
運良くご本人は覚えていない(長旅で疲労困憊だったのかすぐ涅槃入りしていた)様子。危なかった。もし覚えていたら簀巻きにされて神田川に浮かぶところやった……(゚∀゚)
なお、その時の酒の会の主催者様も今回参加しておられました。
congiroさんからは、
「いやー夜の部は消化試合っすからねー」とお言葉が。
2部参加を理由に肝臓を温存せず、
早々に●ね!と言わんばかりの洗礼をいただきます。
乾杯は、桂花陳酒!
ワインをキンモクセイの花につけこんだ中国の酒だそうです。
が、ここはあの!会。ただの酒が出てくるはずがありません。
何十年もののブツでした。まがまがしい蓋……(;´д`)
中に入るは宝かミミックか。
なんかオリが……。
おや?
( ̄∇ ̄)
普通に飲める!
オレンジ入り風邪シロップみたいな!
まさか……ここは……優しい酒の会……なのか?(´・ω・)
さて宴が始まります。
しゃぶしゃぶしゃぶしゃぶ!
肉がウマース。
あひゃひゃひゃひゃ!(゚∀゚)
そんで私が持ってきたのは2本。
土佐酒マンですのでまずは松翁の19年ものの純米吟醸。
これ、ヒネた香りは多少あるものの、さわやかさとうまみもあって普通にうまいんです。夜の部に持って行くやつが地雷の可能性があるので、とりあえず安全牌は用意しておこうかと。
そしてもう1本は泡盛。
1年ちょっとで姿を消したらしい請福の島ボトル。
2005年のやつなので、14年ものです。
中身は普通の請福です。
さてどうなっているやら。
栓を抜こうとつまんだら……。
もろっ、ぼろろっ!
真ん中で崩壊し抜けない状態に。
腐ってやがる!遅すぎたんだ!
( ´△`)
哀れなクジラのおっさんを見かね、
かがやきのマダームさんが一生懸命コルクを取り除いてくれました。
ありがとうございます。
コルクは酒の中に沈みましたが、普通に飲めました。うまあままろやかで土っぽいのもありつつ、ほんのりバナナチックな香りもあり、まずまずでした。
そしてビビったのがこれ!
岡山の御前酒ブラック!30度!
すげーこんなん見たことない。
(゚o゚;;
級別制度時代のです、
持ち込んだ方にお伺いすると、誠鏡や英君みたいな対ウイスキー決戦兵器投入期のものではないとのこと。ご興味のある方は、こちらの過去記事をご参照ください。そのものではないですが、ベースにそのお酒を使っています。
お味は!
うまカラメル、苦み、コク、甘うまみ!
苦みの余韻が強烈ですが、コクも同じくらい深くうまい!
ブラボー!
( ^∀^)
次。
またもとんでもないものが……。
火落ち飲み比べ。ラベルはモザイクかけます。
さわやかうますっぱ&かなりすっぱ穀物的香ばしさ。
これは飲めるレベル。前者の軽度火落ちっぽい方が好み。
泡盛ジン!
柑橘さわやか山椒びりり漢方薬バランスが絶妙でハゲウマ。
この花の舞も美味かったのに、他の酒の個性がキツすぎてかすれてしまう……しかしなんだか落ち着くのです。
ずいぶん寝た瑞泉でしたが、想像以上におとなしめで驚き。
これもさっきの花の舞と同様ですが、さわやかうまろやかで、なんだろうアレな酒が並ぶ中、なんだかほっとします。
またきっついマンスターが出た。
ビジュアルだけでも「うわー……」なのに、
中身は他の酒も混ぜているオリジナルブレンドという禁断魔法。
とろとろいうかどろどろ。
しかしこれがですね、うまい!うまいんですよ!!(´∀`)
酸味とむまったりとの競演。ブレンダーの腕が光ります。
しゃぶしゃぶはこんな風に野菜取り放題。
タレのお味はいろいろ選べます。
こちらは数年ものの萩の鶴。本醸造は初めてかも。
4年ものなのに、驚きの白さというかつるつる系。
持ってきた方は「割材にしてください」と言ってたような。
というわけで、遠慮無くこのジンと混ぜてみます。
香りはそのままに日本酒らしい口当たりまろやかさがプラス。
これもええやないの!
( ´ ▽ ` )
そんなふうにワシがお遊びにも興じておるころ、
酒モンというかバケモンのみなさまは煮酒を楽しんでおられていました。
1943年??!!戦時中のワイン?!
そんなお酒でも、
ドボン!
常温もホカホカしたやつも、
めっちゃ甘濃干しぶどうミキプルーンこんにちは中井貴一です。(゚∀゚)
飲んでたのか……。
これを持ち込まれた丹醸さんもブロガーさん。
実は以前からちょいちょいのぞいておりました。
自醸してない蔵とか検索かけたらわりと出てくることがあり、
それで存在を知ったような。
http://blog.livedoor.jp/tanjo0711/
この会の様子もアップされています。
http://blog.livedoor.jp/tanjo0711/archives/2019-12-14.html
その丹醸さんが持ち込まれたのは、
これまた初見の月桂冠の明治大正昭和仕込み小カップ。
明治のやつが好みやった気がするものの、
お話していてメモ取ってなかったorz
次。
まがまがしい色の立山は穀物こうばしかったような。
古韻はまろやか森林うましだったような。
持ってきた方がおいしくないとのことで、多分そんな感じだった。
こちら主催者congiroさんのお酒!
どちらもかなり軽量級なんですが、飲みやすかったです。
乾杯酒含めてこんな優しい酒を用意してくれるなんて!すばらしいッ!!!(棒読み
なお本家は記事を既にアップされています。
http://congiro.hatenablog.com/entry/2019/12/19/000000
次。
真澄の平成8年は生のむわまったり感があるも、さわやかさときれいさがあり、思った以上に飲みやすい仕上がりだったような。
これらも飲んだのにメモがねえええええええ!!!!( ;´Д`)
そんなこんなで、プレゼント交換。
わしが持ってきたのは、
5年くらい前に廃業した広島の「賀茂輝」のモルトカモキの原酒。
たぶん、 熟成向きだと思います。
知らんけど。(゚∀゚)
一方、
ワシはワイン保存用のブツをいただきました!!!!
これはワイン沼にもはまれということか??!!
結構おしゃべりをしていたので全体的にメモは雑だったのですが、
飲んだのに撮影し忘れ酒のメモが……。
「玉川 あんにん」
「つじぜんべい2007つくもこうじうまずっぱ」
「 いねまんかいら こうばしうまずっぱいら」
伊根満開の「ら」が謎。(´Д` )
狂宴第一部終了。
記念撮影です、壮観です!
その後、
公園で参加者のみなさまで酒飲みトークをしつつ、
二次会として、サイゼに移動。その尊さを語り合う。
まじめな話も多少はしました、たぶん。
わしはしんごさんの酒の会の時間が近づいてきたので、
途中でおいとま。
みなさまありがとうございました。
超絶楽しかったです。
╰(*´︶`*)╯
ああ、それから。
酒の会中、「congiroはんのブログ画像ぎょうさんあるさかい、スマホのギガすぐ逝って往生しとるんですわ。せやからわりとPCでまとめ読みしてまんねん」的なことを本人に言い放ちましたが、この記事の画像はご覧の有様ですハハッ(出銭ランドの鼠ボイス)……申し訳ありませんでした。(;´Д`A
つづく。
【今日は何の日】
もう山田錦でよろしいやろ。
おしまい。