「あんたの事情もあんたの気持ちもよぉうわかってます。けど、後生ですけん、(あまり買わずに)帰ってつかぁさい。帰ってつかぁさい」というお母ちゃん涙の訴えも空しく後生どころか五升くらい買ったやつがいるんじゃないかくらいの勢いで店頭から消えたマッサン!の余波が残る広島の竹鶴酒造さんの酒2種です。
「vinai TATSUYA」は茨城県つくば市のヴィナイオータさんのPB酒でこれは25BY。TATSUYAは竹鶴の石川達也杜氏のお名前です。
中身は竹鶴秘傳(純米酒)の「無濾過生原酒」バージョンです。
東京の大塚屋さんがやってらっしゃる竹鶴のPB「花修」でも、このお酒と同じスペックがありました。
精米歩合は70%。
日本酒度+22、アルコール分21度、酸度とアミノ酸度が2・4
酵母は協会601。
加水燗して飲んだらたくさん楽しめます。
そして、初しぼり。
酒米は八反で、精米歩合は50%でございます。
【vinai TATSUYA】
飲。
(・ω・)!!!!
コク、熟、ヨード&土、うまみ、酸味、キレッキレ、苦み、
燗。
60~70度くらい。
冷ましながら、
飲。
(・ω・)!!!!
複雑みはそのままに厚みがマシて膨らみ、ええ感じです。
度数の高さと複雑味、そしてキレの良さゆえか、
醸造酒でありながら熟成させた蒸留酒のような狭間の世界を感じさせるお酒。
好き……こういう存在すごく好き。
( ̄▽ ̄)
おもしろい。
【純米吟醸初しぼり】
飲。
(・ω・)!!!
青リンゴ、うまみ、酸味、キレ、
燗。
50~60度
(・ω・)!!!!
旨みが膨らんで幅が出ます。
ええです。
今年の初しぼりは例年以上にキレている印象です。
そのままより燗推奨。
( ̄▽ ̄)
どちらもよござんした。
おしまい。