低温保存していた生熟成酒の飲み比べです。
奈良・大倉山廃特別純米無濾過生原酒23BY
福井・花垣純米無濾過生原酒24BY
福島・星自慢純米無濾過生原酒24BY
というわけでいずれも3~4年寝ています。
この3銘柄なのは、
店のラインナップでちょうど生熟成させていたものがこれらだったからです。
左から
(・ω・)!!!!
(・ω・)!!!
(・ω・)!!!
大倉
爽やか、うまずっぱ、鉛筆芯、コク、ラムネ、きりっ、インク、
花垣
爽やか、うまずっぱ、まろみ、コク、鉛筆芯、インク
星自慢
カステラ、冷やし飴、もったり、うまみ、青み、コク、
大倉、花垣はちと鉛筆の芯臭が引っかかりますが、いずれも7号系酵母ゆえなのか、涼やかさの片鱗があり。星自慢は9号系酵母で、青もったり感があり。
いずれも冷酒でしたので、燗にするとまた違うかと。
一番好みは大倉、続いて花垣、星自慢でした。
低温生熟成は生ヒネ香はさておき、
味の面では総じてまったりする感があるのですが、
「うまったり」でなくダレて「甘うもったり」するケースが結構あるので、
すっきり&さわやかなお酒な好きな方には生熟成はおすすめいたしません。
逆に太めのお酒が好きな方にはよいかもしれません。
おしまい。