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本日も高知県の亀泉酒造さんのお酒です。
ここ連日亀泉を投稿していたのはこの日に合わせるがため。
そう本日は24日!
亀泉といえば高知酵母CEL-24!!
2022年は亀泉CEL-24の発売24周年!!!
本日紹介するのはその周年記念のお酒です。
今や海外でもよく売れており、
杜氏兼経営者の御大は「やっと時代が追いついた」と喜びも一入のようです。
県が1993年に開発したこの酵母、
華やかなのはまだしも発酵力が弱く、かなり甘酸っぱくなります。
土佐酒の主流とは真逆の酒質です。
それでも「おもしろそう」と亀泉酒造が手を挙げて、
1998年に亀泉CEL-24が誕生しました。
ワシがこの酒に出合ったのは十数年前やったでしょうか。
酒飲み仲間におすすめされた大阪難波の某銘酒居酒屋で飲み、
衝撃を受けたのを覚えています。
発売当初はもうちょっと攻めた数値がラベルに並んでいた記憶があるんですが、
今は良い意味でバランスが取れた華やかパイン飴酒になっているように思います。
そんな歴史ある酒なんで、「は●ーびに似てますね」とか「ジェネリックはなー●として重宝してます」とか言わんといたってな。
あと最近でこそ土佐のいろんな蔵がCEL24使い始めてますが、
昔から継続してやってたのは、ここ亀泉と豊能梅の「いとをかし」(2007年)です。豊能梅の場合はきっかけが事故というか、けがの功名というか……。
気になる方は↓公式サイトの誕生秘話をご覧ください。
閑話休題。
何が違うかというと通常版が八反錦のところを吟の夢に、
精米歩合も10%多く磨いております。
というわけで、
酒米は高知県産吟の夢、精米歩合は40%。
あとこちら生酒の販売はないようで火入れのみです。
比較用に通常のも。こちらは生酒です。
火入れもあるにはあるんですが、
基本海外向けのようで国内向けの火入れはあまり数がなかったような。
酒米は八反錦、精米歩合は50%。
飲。
飲。
(・ω・)ええね
(・ω・)ええね
○亀泉CEL24プレミアム火入れ
パイン飴、甘さわやか、やわらか、酸味、しわみ、ほのかにちりり、遠くにスパイシー
○亀泉CEL24通常生
パイン飴、くっきりとした甘み、さわやか、酸味、しわみ
どちらも華やかながらもすっきり。
プレミアムが開栓当初がちぃと気になる香りがしたけれど、
1週間くらい経つと消えた。
火入れなのもあるせいか、
通常版と比べるとシュッというか楚々とした風合いもある……かなあくらい。
通常版は甘くっきりしています。
どちらも、
おいしゅうございました。
【今日は何の日】
やらかした……。
おしまい。