日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)

節操無しの日本酒呑みが、グルメ(?)や旅行記もつづるブログ。土佐酒アドバイザー(高知県酒造組合認定資格)です。

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愛媛・酒と食あさり~その①「行光」「蔵本屋市兵衛」の蔵本屋本店

その日のうちに徳島から愛媛は西条市へ。
(念のため,これは2015年1月の話です)
広島のは東広島市西条、愛媛のは西条市。
鉄道では広島 に西条駅があるためか、こちらのは伊予西条駅となっております。
そして、お目当ては、蔵本屋本店。

 

 

 グーグル先生にいろいろ尋ねまくっていた時に偶然ヒット。1人でつくってるらしい。

福島のきしなみ酒店さんのホームページで存在を知った。

ネットで買えるのはきしなみさんのみ。しかも少量ずつしか入荷しないので、知らない間に売り切れている。

きれいですっきり系酒だが、純米大吟醸は香りも穏やかでバランスがいい、ほんのり酸も感じられる。全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞しているようです。

とりあえず近所の酒屋。

「うちは扱ってない」

現場到着したが……。

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しーん。

酒つくってるように見えない。

ほんまにここかいな?

しかし時期的に造りやっとる最中……。

しかも1人……。

気がひけるが駄目もとで。

( ´ω`)失礼します。

プルルル

プルルル

「はい」

「すいません、近くにおるんですが、お酒買うことは可能でしょうか?」

「いいですよ。どこにいるんですか?」

「すぐそばにいます。すぐ行けます」

出てきてくれた。

「ちょっと一眠りして米洗おうかと思っとったところです」

す、すいません(´ω`;)

中に入ると、かなり年季の入った建物。というか文化財。

年間30石程度(一升瓶で3000本程度。最小規模級)蔵元杜氏の田坂さんが1人で造っている。

だいたいが、お得意さんにいってしまうようです。

ヤブタもないので昔ながらに袋重ねて絞り、濾過は炭も使うが必要に応じて最小限。

生も少ないながらあるが、基本1回火入れの生詰めか2回火入れ。

6年古酒をやったようだが、もう関係者に配って無くなってしまったとのこと。

 

酵母や米、磨き、尿素とその成れの果ての話まで、話をどんどん振っていただき、1時間近くお邪魔してしまった。

休憩前にありがたいことでした。

どのお酒が買えるか伺ったところ、

いずれも一升瓶で、

純米大吟醸1本(5000円)とここでしか買えない地元ラベルの純米酒(2000円)を2本購入。

領収書。

 

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昭和の優しい香りがします。

つづく

 

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