グーグル先生にいろいろ尋ねまくっていた時に偶然ヒット。1人でつくってるらしい。
福島のきしなみ酒店さんのホームページで存在を知った。
ネットで買えるのはきしなみさんのみ。しかも少量ずつしか入荷しないので、知らない間に売り切れている。
きれいですっきり系酒だが、純米大吟醸は香りも穏やかでバランスがいい、ほんのり酸も感じられる。全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞しているようです。
とりあえず近所の酒屋。
「うちは扱ってない」
現場到着したが……。
しーん。
酒つくってるように見えない。
ほんまにここかいな?
しかし時期的に造りやっとる最中……。
しかも1人……。
気がひけるが駄目もとで。
( ´ω`)失礼します。
プルルル
プルルル
「はい」
「すいません、近くにおるんですが、お酒買うことは可能でしょうか?」
「いいですよ。どこにいるんですか?」
「すぐそばにいます。すぐ行けます」
出てきてくれた。
「ちょっと一眠りして米洗おうかと思っとったところです」
す、すいません(´ω`;)
中に入ると、かなり年季の入った建物。というか文化財。
年間30石程度(一升瓶で3000本程度。最小規模級)蔵元杜氏の田坂さんが1人で造っている。
だいたいが、お得意さんにいってしまうようです。
ヤブタもないので昔ながらに袋重ねて絞り、濾過は炭も使うが必要に応じて最小限。
生も少ないながらあるが、基本1回火入れの生詰めか2回火入れ。
6年古酒をやったようだが、もう関係者に配って無くなってしまったとのこと。
酵母や米、磨き、尿素とその成れの果ての話まで、話をどんどん振っていただき、1時間近くお邪魔してしまった。
休憩前にありがたいことでした。
どのお酒が買えるか伺ったところ、
いずれも一升瓶で、
純米大吟醸1本(5000円)とここでしか買えない地元ラベルの純米酒(2000円)を2本購入。
領収書。
昭和の優しい香りがします。
つづく