↑(*´ω`*)
綺麗に晴れてチャンス到来なので、
島の最高峰、
八丈富士(854.3メートル)に向かいます。
途中までは車で行けます。
7合目あたりに周回道路があり、途中に駐車スペースと登山口があります。
また周回道路の一角にふれあい牧場があり、
自動販売機とトイレがあります。
ここで最終準備を整えるとよいと思います。
ウシーッ!
牛と触れ合えるわけではないですが、
代わりに絶景と触れ合えます。
晴れてよかった\( 'ω')/
↑の見晴らし台から。
振り返るとこんな感じです。
ここで牛みたいに寝そべりたいですが、
運動しないと豚になりますので……。
いよいよ。
駐車スペースに車置いて向かいます。
何やこの扉?(゚∀゚)
鍵は既になくなっており、あまり意味がないような……。
まあいいや。
左が階段、右がスロープに。
スロープの方が膝によさそうなので……。
てくてく……
てくてく…………
てくてく………………。
( ;´Д`)ハアハア
なんか地味にしんどいぞ。
傾斜きついし……。
まだ半分か……。
いやあ、もうここらへんでも充分じゃないっすかねえ。
だめ?(゚∀゚)
また扉が……。
今度は簡単な鍵ちうか留め金付き。
てくてく……
てくてハアハア( ;´Д`)………
てくてく………………。
運動不足のおっさんにはきつい。
おっ?(゚∀゚)
\( 'ω')/着いた!
……と言ってもここが頂上ではございません。
お鉢巡りといって、この頂上付近の外周をちょっと行ったところにあるのです。
酒飲み的に分かりやすくご説明すると、
平盃をひっくり返してみてください。
これをこの山にたとえまして、
私がいるのが盃のまーるい縁の上の部分です。
この細い縁に高低差があり、半周ほど歩くと、真に高い場所に到達するのです。
……えっ?余計わかりにくい?( ;´Д`)
つまり、山頂部は上から見ると、
◉←な感じで、この外周部分にワシが立っていて、●の部分は谷底みたいになっている。
そういう場所です。
そしてここからがクセモノ。
なんやこれ?道?
風も強くてヒイイ( ;´Д`)
◉←こういう仕組みなので、
道は細く、
左が山の斜面、右が谷。
右向いたらこんなん。
谷底は怖くて撮影できません。
右の谷は一旦落ち込んで、真ん中が盛り上がってます、画像の池あたりのところ。
ハアハア( ;´Д`)まだか……。
さらに道細く、何より風が強くて恐ろしい!
で。
ちょっと開けたとこに出て……。
↓画像の真ん中あたりの稜線、小さな小さな柱みたいなのが見えるでしょうか?
それが頂上です。
( ;´Д`)……マジか。
せっかくここまで来たしなあ、
もうふた頑張りすれば行けんことない。
よし!(゚∀゚)
帰ります。
いやだって、
よう見たら更に稜線細なっとるやん!( ;´Д`)
風はビュンビュン吹いてるし!( ;´Д`)
そもそも山登るような格好してへんねん!
レンタカー借りる時も、
店主に「そんな装備で大丈夫か?」言われたんや。ギリで頂上目指してもいいが、お鉢巡り一周はやめときなさいと。
「 大丈夫だ、問題ない」ちうてチーンしても、「神は言っている、ここで死ぬ運命でない」な戦士と違うて、ワシはリセットできませんからね。(゚∀゚)
しかも、
案内看板はところどころにあるものの、だいたい道が草で隠れてよくわからんうえ、そもそも他に誰もおらん!何か隠れ穴に足突っ込んで怪我しそうになったし。
仮に頂上行けても帰りの方が危ない!!
風が強いからなおさら怖い。
何より、
せっかく来たのにもったいないという感情より、嫌な予感の方が上回ったので、その感覚を信じます。
えっ?
タイトル詐欺?
どこが勇気を振り絞ったのて?
撤退判断する勇気を振り絞ったのです!
敗北を受け入れる、その勇気!
そうなのです!!!
ハアハア( ;´Д`)ハアハア
おっさん言い訳タイム終了。
ほらこれで充分ですよ!
それにね足るを知るって重要!
うんうん、足る足る!
頂上間近で足るルート君や!(°▽°)
……( ;´Д`)。
そして下山しようとすると、お鉢巡りの出口付近から勝者があらわれました。
……ちゃんとした山の装いでした。
_(:3 」∠)_
帰りはさくさく。
しかし太ももに結構くるな……。
そして車で本日の宿近くの温泉へ。
汗を流します。
↑なんかこんな名前のプールがどこかにあったので、そのイメージからそこそこ大きいのかと期待していたら、普通の銭湯でした。
なお、登山道の二カ所の扉の謎。
宿で尋ねたら、昔ヤギが大量繁殖したそうで、山から降りないよう封印するためのものでした。
つづく。
【今日は何の日】
萩は町並みもいい。
おしまい。