↑押していただけると、おっさんの心の大穴もふさがります。↓
秋から冬にかけて親知らずを全部抜いた。
残念なことに下は2本とも水平埋伏歯、右上はまっすぐ。
左上は元々無かったので計3本。
水平さんは辛いと聞いたので、
ビビりのおっさんは抜くにあたり、ネット検索しまくって先達の経験を読み漁る。
そして、今。
抜糸後のギアガの大穴もかなりふさがってきたので、本日から還元祭です。
ワシの場合は日本酒ブログゆえ、抜歯後の飲酒について医師の指示に従いつつ実際に検証してみた次第。
親知らず抜歯後&抜糸後ライフで困ったことや解決策も合わせて、
計5回でお送りします。
(・ω・)
このお魚さんの画像は何やて?
抜歯手術やその後液体がしみた時にしていたワシの表情を再現しとるのでございます(´Д` )
それホシザキくんが買えるじゃない!
それでは抜く前からの顛末をば。
歯の詰め物が取れることがたまにあって、1年に1回くらい歯科医院に行っておりました。レントゲン見ながら毎回歯科医が言うんです。(以後、ワシと関係者のやり取りはかなり脚色していますがだいたいの中身は一致しています)
歯科医(´_ゝ`)
「やばいよ、やばいよ~。まだ抜く気ないの~?健康だからいいけど、いくら磨いてても横向きだと磨けないとこあるし、これ、ここほら虫歯なりかかってるよ~」
わし(;´・ω・)
「歯科技術の進歩を待ちたく候。レーザーみたいなのでピーとかやってほら終わりましたよ~、みたいな」
歯科医(´_ゝ`)
「今は抜くのはそんな痛くないよ~、麻酔あるし。まあ横向きだけど1本30分くらいあったらできるんじゃないかな」
わし(;´・ω・)
「……」
歯科医(´_ゝ`)
「親知らず虫歯になって隣の歯まで抜く羽目になったら1本何十万とかなるよ~。ほんとそれでもいいの~?」
わし( ゚Д゚)
「!(レマコムどころかホシザキくんが買えてしまうじゃないか)」
歯科医(´_ゝ`)
「悪いこと言わないからやっときなよ。まあ横向きなんで、万が一何かあったときのために大きいとこ紹介してそこでやってもらうからさ」
わし(;´・ω・)「……」
何とか治療に時間を取れそうな時期だったこともあり、嫌々決意したのでございます。
それが10月下旬。
削られゆきし歯は田从のかおり
紹介状を手に大きな病院へ。
まず、お約束の説明。「神経やってしびれることがある」「当日の飲酒はだめ」「激しい運動は駄目」などなど。そんで抜歯日を予約。
紹介状に書いてある先生の立ち合いの下、その下の若手先生がワシの歯をぶっこしてくれるとのことだった。いっぺんに抜くのはやめたほうがいいと言われたので、まずは右の下奥歯に決定。歯の頭の半分だけが外に出ている状態で隣の歯を圧迫していた。除夜の鐘に極太の突き棒が当たったまんまのような。
若医('ω')「何か質問ありますか?」
わし(;´・ω・)「酒、いつから飲んで大丈夫なんでしょうか?」
若医('ω')「んー、当日は駄目ですけど、翌日なら大丈夫ですよー、多少は」
わし(;´・ω・)「……(よっしゃ)」
若医('ω')「まあその時は、腫れてると思いますが」
と飲む気にはならないことを示唆される。
確かにネット検索すると抜いてからが煉獄の日々みたいなことがバンバン書いてある。
ここで体張って検証して治りが悪化したら元も子も無いなあと思いつつ、
医者がええと言うてるから、やってみるかと。
手術当日。
ボス医(`・ω・´)&若医('ω')
「痛かったら右手挙げてくださいね。最初麻酔打つんでここだけチクっとしますよ~」
チクっとしたあと、麻酔を早く効かせるためか、なんかドキドキする薬も打たれた。
そいや、口の部分だけ開いてる布みたいのをかぶせられたなあ。
そんで横向きの歯なので、抜くために歯茎を切開され始めたのですが、
まったく感覚なし。麻酔ってすげえ。
若医('ω')「今から削りま~す」
ウィイイン……ンギィィイィイィ!!!
わし(゚Д゚)「………!」
これも痛くなし。
ただ削ってる感は丸わかり。
痛くないけど、不快。
そして何だろう焦げたようなにおいが。
日本酒にたとえたらどうじゃろう、
秋田の田从のどれだったかな、
それを燗にして飲んだ時の含み香にちょっと似てる。
そこに焦げ苦パウダーをまぶしたら、今まさに削られし歯のにおい!
あ、そう思うとちょっとだけほっこりし……ねえええ!(´Д`)
若医('ω')「ちょっと音がしますからね」
ミシミシ、パキッ
わし(゚Д゚)「!!!!」
そんなやり取りが何度か。
あと歯の周囲の骨?も削られてた。
医者が「半分終わりましたからね~」「こんな音しますよ~」と事前通告してくれたのは精神的に助かった。
そんでラストスパート!
あ、鈍い痛みがしんしんと。
ここで手を挙げたら、麻酔が追加された。
ミッシミシシシ 。
若医('ω')「抜けましたよ~。歯根が立派でしたね~」
抜けた瞬間はよくわからず。
見せられた親知らずは、きれいに3分割されていた。
長いように思ったけど20分かかってないんじゃなかろうか。
綺麗に縫い付けられ、ガーゼ噛んで終了。
ボス医(`・ω・´)「お酒結構飲みます?」
わし(;´・ω・)「はい……昨日も」
ボス医(`・ω・´)「それな!結構強めに打ったんだけどね」
酒飲んでると若干麻酔の効きが悪くなる模様。
お薬は4日ほどの痛み止めと抗生物質でした。
先生の指示に従って、ガーゼを噛み続け。
昼食は牛乳のみ。抜いたところに当たらないよう慎重に薬と流し込む。
やはり数時間後、じんじんしてきた。
これからが本当の地獄か……。
ただ言いつけ通り、抗生物質と痛み止めをきっちり飲んでたら、そこまででもなく。
痛かったらやめようと思っていたが、
これは……いけるかも。
死亡フラグ臭がしたものの、それならそれでブログのネタになるかと就寝。
いざ居酒屋へ
翌日もさほど痛まず。
出血はほとんどなし。
奥がしんしんするくらい。
イケる、イケるで!
大将( `ー´)ノ「いらっしゃい」
わし(*‘ω‘ *)「酒や酒」
大将( `ー´)ノ「はいよ」
わし(*‘ω‘ *)「(ウマウマ)」
大将( `ー´)ノ「……どしたん?酒おかしかった?」
わし(*‘ω‘ *)「なして?」
大将( `ー´)ノ「ずっと首傾げとるし」
わし(*‘ω‘ *)「親知らず昨日抜いたの。片方痛いから入らんようにしとるの」
大将( ̄д ̄)「……」
わし(*‘ω‘ *)「まあそんな飲まんから大丈夫!」
とかなんとか言いながら結局2合ちょい飲んでしまいましたテヘペローッ!(=゚ω゚)
酒が穴に入らないように首をずっと左に傾けておりました。 これなら大丈夫だ。
ただ。
うっかり入るとちょっとだけ痛い……。
あと、薬のせいか酔いが回るのが早い&だるうございました。
ここらへんは後日回で触れます。
★なおワシの場合、たまたまこういうケースで済んだだけです。いつ酒を飲んでいいかは、抜歯状況をみながらお医者さんの指示に従ってください。
(・ω・)
つづく。
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