を。
「を」という文字に、
好悪綯い交ぜになった不思議な感情がある。
きっかけは、
伝説の漫画家・岡田あーみん先生だった。
少女漫画誌「りぼん」に掲載しているとは思えない絵柄、
狂気あふれるギャグに衝撃を受けたのを覚えている。
「こいつら100%伝説」という作品だ。
熊が迫り来る描写に「をををををを」と擬態語が付けられていた、確か。
そのセンスもさることながら、文字列そのもののに妙な不気味さを覚えた。
それからである。
どうだろう、例えば。
「うおー!」と「うをー!」
こう並べると、私は後者に狂気じみたものを感じる。
なぜかはわからない。
わからないが、同時に惹かれもするのだ。
「を」ラベルの日本酒が欲しい。
青森に「ん」もあることだ。長野の「互」や山口の「五」も
形が近いといえば近いような気がしないでもない。
「を」のラベルがあったっていい。
を。
ああ、を!
をがをである限り、をは私にをであることの意味を与えるのだろう。
この記事に結論はない。
そもそも特に意味もない。
何となく筆を走らせた。
ただそれだけだ。
日本酒ブログなのでむりやり酒も絡ませた。
ただそれだけだ。
をわり。
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時々あるんですが、酔っ払った翌朝、
はてなブログアプリにタイトルだけ付け、
下書きで力尽きた記事が残っていることがあり。
そんなのが複数残っとるのです。
今回成仏させたのが「を」とだけ書き残していた記事でした。多分酔っ払ったワシは「を」について書きたかったんやと思う、知らんけど。
今月分のスマホの「ギガ」がなくなってしまい、画像付き記事がアップできなくなったので、下書きに残っていた「を」成仏させることとなったのでありました。
↓をっ?
【今日は何の日】
おどるほうせき
おしまい。