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正月にちらっと紹介した文佳人のPBもの10年もの熟成酒です。
高知県のアリサワさんのお酒で、地元香美市土佐山田の龍河洞という洞窟で熟成させた酒をさらに酒屋さんが囲っていたもの。南国酒販協同組合さんが企画して3蔵のお酒でやったそうで、「松翁」松尾酒造と「豊能梅」高木酒造バージョンもあります。
洞窟の温度は17度で、その後は酒屋さんの冷蔵庫(たしか氷温ではない)で眠っていました。1年貯蔵で2010年(平成22年)4月出荷なので20BYかしら。
グーグル先生に尋ねたら、当時の醸界タイムズさんの記事が出てきたのでご参考まで。
南国酒販協同組合 酒蔵3社とPBセット | 醸界タイムスWEB版
精米歩合は55%。
開栓仕立て。
飲。
(・ω・)!!‼︎+
ナッツ、青み、わずかに酢、さわやか、ラムネ、うま酸っぱ、灯油の手前、おし、しわみ、わずかに干し梅、ボンタン飴のオブラート、
狭間の世界よりは既に闇の世界にいったお酒ですが、ギリギリ深淵にまではいかずに踏みとどまっている感。
燗(50~60度)だと、
熟、白ブドウ、うまずっぱみ、ボンタン飴のオブラート
開栓1週間常温で、ナッツ香が増しも、爽やかラムネ味は残存。
そして、正月。
燗(50度くらい)
チョコ、うまみ、さわやか、酸味、
悪くない、悪くはないんですが、
やっぱり好きなのは、ほぼ同じ熟成年数の右のやつ、氷温貯蔵10年でした。
文佳人はわりとタフなイメージがあるのですが、やるなら氷温貯蔵で3年以上、
そうでない温度帯なら1~2年くらいがいいのではないかと思いました。
3年以上としたのは、年末に飲んだ氷温貯蔵3年純米大吟醸が、29BYの中取り斗瓶囲いより美味に感じたので、一つの目安かなあと。それについては気が向いたらいつか書きます。
ごちそうさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【今日は何の日】
お味はにっこり。
おしまい。