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土佐の豊穣祭高知市会場で初めて開催されました。
鰹食って土佐酒飲んで合うやつに投票するイベント。
最初に申し上げておきますが、全18蔵の出品酒すべて「まったく合わない」ものはございませんでした。各蔵元が合うと思ったお酒を出しているので当然と言えば当然ですが………。そして、私が合わせたカツオ料理は「カツオのたたき」のタレ付き。ニンニクは齧らずで。
では。
鰹料理を買うと、
6蔵の試飲酒が無料で付いてきます。
試飲酒には番号が付いており、①~⑥、⑦~⑫、⑧~⑱の3セットがあり、どの番号が、どの蔵の酒なのかも公開されています。ただそうすると、売れるセットと売れないセットが出てきます。よって公平に評価するため、購入者には、順番通り割り振られた3セットのどれかが出てくる仕組み。その6酒の中で1つ選んで投票します。酒はすべて常温です。
ここで鰹のたたきを売っているので、買います。鰹のタタキ(500円)と合う土佐酒を選ぶのです。(゚∀゚)
私は全18蔵で比較することにしました。
一応セットは順番通り割り振られるので、
カツオのタタキを計3パック買えば、全蔵飲めます。
で、こうなる。(白目)
①~⑱がどこのどんなお酒かはブースで確認できるので、スペック厨としては普段なら喜んでガン見します。が、今回はその性質からそれを見ずに臨みました。何かわかった上で飲んでしまうと、100%その情報に引きずられますので。(´Д` )
ではでは始めます。
まず①〜⑥。
飲んでカツオ食べてここから一つ選んで投票します。
ふむむ(´Д` )どれでも普通にうまいけど、
カツオに合わすなら、強めのキレともう少しで湿布なトーンを感じる3か、爽やかな1かなあ………で結局3に。
⑦から⑫ゾーン。
ふむむ。7と8が青みがわりとよく似てる感じで好き。結局ガシッとした含み香がある8がカツオの強さにもイケてる気がして決める。
⑬~⑱ゾーン。
それにしても、これ結構きつい……。18個もやってるとだんだんわけわからんようになってくる。カツオに合わせた際、青みとしわみのバランスが好みな13、14、18が候補になり。一番きれいめだった14に決定。
……それにしてもカツオでおすすめの久礼はどれかわからんかった。あの特有の香りを今回ので拾えず、うぐぐ。
お酒の確認。
①~⑥ゾーン
選んだ③は土佐鶴の銘鶴やったんか………①は美丈夫やったとはこれは当てたかった。
⑦~⑫ゾーン
選んだ⑧は文佳人。次点の⑦は豊能梅の土佐金蔵。個人的に納得。
⑬~⑱ゾーン
選んだ⑭は船中八策、次点の⑬は亀泉。
純平(久礼)⑮やったんか……印象残らず。本醸造やのうて辛口純米あたりだったらあるいは……。
さてさて結果は、
最優秀賞 亀泉 特別純米
優秀賞(2位)藤娘 純米吟醸 四万十の風
優秀賞(3位)美丈夫 特別純米
とはいえ、最優秀と優秀2酒の票差は数票程度。
それ以外のお酒も割と票がばらけているようで圧勝酒はございませんでした。
なので、土佐酒はどこもだいたい鰹に合うでええんでないかなあと思った次第。なお藤娘は自分のメモ見ると、飴様の甘旨みだったので候補から外しておりました。
面白かったので来年もまたやっていただければと。
【今日は何の日】
自宅の竹鶴も少し解放していこうかと。
おしまい。