↑(゚∀゚)
ブラジルの東麒麟さんのお酒です。
三菱グループと関わりが深く、
キリンビールのグループ企業となっております。
そのへんの経緯は現地の日系新聞に書いてあったのでご参考。
【サンパウロ新聞】
http://saopauloshimbun.com/東麒麟が日本酒でなくなる?/
【東麒麟:公式サイト】
http://azumakirincompany.com.br/sites/
上記公式サイトと検索して現地の販売サイト見て判断するに、
精米歩合は60%。
アルコール度数は15%。
裏張りには米とかそこらへんの情報書いておらず。
ではでは、いただきます。
めったに飲めないものなので、
今回はいつも以上に真面目に利き酒します。
あれで真面目やったのて?
やかましわ!( ゚Д゚)
温度は10~15度くらい。
飲みます。
(・ω・)………。
立ち香は、
穀物、ラムネ菓子、オブラート付きのボンタンアメ、
含み香と口に広がる質感は、
煮詰めた飴が少し、糠、乳酸飲料、生米、奥底でわずかに柑橘系の香り。
あとは濾過や火入れの影響か、つるつるした口当たり。
口に広がる味は、
酸味、コク、苦味、
そして余韻に強めの収斂味(毎回しわみと言っているやつ)。
ただし全体的に軽いのでくどくはない。
吟醸香は柑橘っぽいのがそうかなあ。
あえて言うならイソ系。カプは拾えず。
続いて燗にします。
いずれも香ったうえ、口に含んだ味。
35~40度あたり。
うまみ、蒸しパン、白ブドウ、わずかな酸味、
全体的にゆーるい膨らみ。ほんのり甘やかなブドウ様がええですね。
50度オーバーくらい。
土や埃の香り、うまみ、ほのかな甘み、乳酸飲料と糠。
臭いに角が立つので、あまり上げすぎないほうがよさげ。
総評(開栓直後での評価)
(・ω・)!!!!
イメージは、一見野暮ったいが実はそこそこ爽やかなサッカー青年。しかも、それが磨りガラス越しに見えるといったところでしょうか。35〜40度あたりが爽やか&まろやかさを引き出せるベストに感じました。
せっかくなので酒器違いでも試してみます。
前回は、
最底辺で試したので、今回は以下の通り。
酒器たちは、
手前から、
この時の大惨事酒界大戦で買ってしまったスズ(同情するなら金をくれ!同情するなら金をくれ!!何またわけのわからんこと言うてんのて?わかる人だけわかってくれたらええんや!!!)
後は、この時の織部。
そして、この旅行時に買った萩。
後は以前から持っていた備前と、
比較用のガラス。
温度は 10~15度くらい。
味というより口当たりに主眼を置いて書きます。
なお萩と織部はこの日初めて使用。
ガラスと備前は既に何度か使っており、
錫も中古です。またわたくしはこの分野素人でございます。
その前提で以下ご覧ください。
◎ガラス
まったり、すっ
◎備前
すっ、とろみ、中盤以降にまろやか、
◎萩
すっ、硬い、鋭角的、
◎織部
すっ、土っぽい香り、さわざわわ、
◎錫(スズ)
入れた瞬間からまろやか。ふんわり、
総評
備前=錫>>ガラス>萩>>織部
萩はもっと使うか、入れる酒によってはうまく活かせそうな気が。
織部は器そのものから土のような香りがする。なんやこれ使う前のお手入れが必要やったんやろか……。もう少し使って様子を見るとします。
と言うわけで、
ごちそうさまでした!!!!!!!!!!!!!!
これまでの外国産日本酒シリーズ。
【今日は何の日】
ここは古酒も美味しゅうございますよ。
おしまい。