弘前の朝。
ウォッチ、今何時?
ホテルニュー淡路(´Д` )
というわけで、
高速バス「ヨーデル号」で盛岡へ。
所要2時間。
盛岡着。
駅のバス乗り場から20分ほど歩いてこちらへ。
じゃじゃ麺の老舗「白雲」さん。
複数のサイトによると、
じゃじゃ麺は、中国大陸の炸醤(ジャージャー)麺がルーツ。戦前に旧満州に移住していたこの白龍の初代主人が、満州時代に味わった炸醤麺を盛岡の人の舌に合うようアレンジして今の形になったとのこと。
たのもう!
既にパンパン丸手前で何とか滑り込めた。
じゃじゃ麺。メニュー見たら、小450円。酒250円て安っ!
それ以上に気になるのが「ちいたんたん」。
玉子スープと書いているが……何ぞそれ?(´Д` )
うんたん!うんたん!みたいなやつの仲間?
麻雀か何かの役?
麺を茹でるのに15分くらいかかる模様。
その間にグーグル先生にお尋ねする。
「鶏蛋湯」で「ちい・たん・たん」と読むらしい。
「鶏蛋」→卵 「湯」→スープ
卵スープ!
じゃじゃ麺を食べて残った後の具に卵と麺のゆで汁を入れる〆だと。
なるほど、とりあえず出てきたじゃじゃ麺を食べることにする。
混ぜろとのこと。
よーく混ぜます。
広島の汁無し坦々麺みたいですな。
(´Д` )
ミソは肉ミソっぽいのを想像してたんですが、もっとミソそのものに近い。
味は濃いです。たんわりとした麺と合わせることでちょうどええあんばいに。
キュウリがしゃくしゃく、紅ショウガ、おろしショウガとネギがアクセントに。そして卓上にあるラー油、酢、おろしニンニクをお好みに合わせてトッピングする仕組み。( ̄▽ ̄)
その間、私より先に食べている常連さん?みたいな方の動きをトレースして食べ方を学ぶ。じゃじゃ麺道の手だれなのか動きに無駄がない。流麗な動きで麺をすすった後、上の画像にも写っている山盛りの卵の一つをつかみ、ちゃっちゃっちゃっとおはしで小気味よく混ぜてカウンターの上に、ことり。
お店の方で汁を足して返却されたもの、それが「ちいたんたん」だった。
常連さん?はするするするーとすすると、そのままお銭を置いてお帰りになられた。
では、わしも卵を割って、
ちゃっちゃっちゃっと混ぜます。
「ちいたんたんお願いします!」
カウンターに置くと、
こんな感じで戻って来た。
汁そのままだと味が薄いので、ミソをよく溶かして。
コクあり、食べた後もお皿もきれいでいいね。
いやー、ごちそうさん!
さすが老舗の本店ですね!
さ、散歩しようか。
……ん?
同じのれんが……。
んんんん(´Д` )?
あっ!のれんの横、よく見たら分店て書いてある∑(゚Д゚)
ぐはあああああ。( ;´Д`)
分店とは何たる孔明の罠ッ!
でもおいしかったからいいや。
次の目的地に向かう。
酒屋の鍵屋さんです。
お酒たち。3本ゲット!
タクシードライバー(仕込み2号)のみ新酒で、廣喜は昨年の特別純米あらばしり、百盤は2年前。
自宅送付して、後日飲んだので感想も記しておきます。
【タクシードライバー(仕込み2号)】どちらかと言えばバナナ寄り、フレッシュ、コク、酸味、ええですね。そして放置して常温に上がってくると、武骨さを感じるコク&アルコール感?がムクムク。燗にすると、うまみ&コク&酸味が膨らみいい賢治もとい感じ。
【廣喜(昨年の特別純米あらばしり)】
うまみ、酸味、熟、コク、キレ、
燗にすると、ちょっと汗かいた感が出ますがボリュームアップしていいですね。
【百磐(26BYの常温保管とみられる純米)】
冷たいと、焦げ臭?みたいな含み香の後に干しブドウ様の枯れた味わい。
燗にすると、焦げ臭が弱まり干しぶどう様の風味が増しておいしゅうございます。
では、おっ散歩。
寒いので夜の店が開く時間帯までネットカフェへ。
だがしかしとアイアムアヒーロー読んでたら、いつの間にやら6時になっていて焦って退店す。 (;´Д`A
つづく。