船で秋田に向かいます。
午後7時30分発なので寝たらそのまま朝に着く仕組み。
所要約12時間。あまり船に強くないので少々不安でしたが、ホテル代が浮くのが魅力的だったので(;´Д`A
出航時刻に合わせて南千歳駅から直行バスが出ております。
本当は苫小牧観光してそこから苫小牧東港の最寄り駅「浜厚真」から約2キロ歩くという手もありました。しかし、グーグル先生に尋ねてみると、駅の画像がなにやら掘っ立て小屋みたいなのがぽつん。しかもネットの書き込みには「街灯なく懐中電灯が必要」やら「クマーが出た」やら不穏な情報が。熊は冬なので大丈夫として、冬の北海道の夜を2キロも街灯無しで歩くのは辛い。ブログのネタにはなるかもしれんけど、万一吹雪くとシャレにならんのでこうなりました。
40分強揺られて苫小牧東港へ。
車窓から外を見て思ったのが「浜厚真から歩かなくて良かった……」。
乗船するのは「らいらっく」。
フェリーターミナル内です。売店もあります。
えっ、じゃあここ苫小牧市じゃないの?
東京ディズニーランドとか消防署の方から来ました的なやつ?(´Д` )
窓口で受け付けを済ませて船内へ。ネットで予約してバーコード付きの乗船券控えを事前に印刷しておくと、係員がすぐに読み取ってそのまま乗船できるようです。
さて、優雅な船旅のはじま……
……りではなく( ;´Д`)一番安い雑魚寝部屋へ。一番安い期間だったので4530円なり。ちなみに上記のスイートは雑魚寝部屋5回ちょっと泊まれるお値段です。
廊下を進んで 、
休み明けなら雑魚部屋ルームも空きまくって、あわよくば独り占めできるかもと目論んでいたが、
必要最低限の部屋しか開いてない。よく考えりゃ掃除の手間が増えるし、そりゃそうですな( ;´Д`)
カッチカチの床に毛布一枚と枕一つ。痛そう。 これで片側5人分。もう反対側に5人分、計10人分。
万一盗まれても大丈夫な荷物だけ置いて場所取り。
昼酒アルコールも切れ、そんなすぐに眠たくならないので散策します。
自販機。酒からたばこ、軽食まで。
チューカハンが醸す中途半端感(´Д` )
船内図 。
軽食コーナー。
お土産ものコーナー。北海道や新潟の日本酒があるもののあまり食指が動かず。
ゲーセン。こんなんやったら確実にオエー鳥するわ。 ( ;´Д`)
レストラン。
オエーじゃなくてホエー豚のご飯があると公式サイトに書いていたので……。
ないんかい!(´Д` )
完売てまだ出港して2時間くらいしか経ってないぞ。初めからなかったのか、限定3食とかで売り切れたのか……。他はあまり食べたくない系だったので、もういいや。
散策続く。 揺れ出してきた。
船内は部屋に限らずコンセントが点在しているのでスマホ等の充電には困りません。
エレベーターもあります。
そんなにワシをオエー鳥にしたいのか。
( ;´Д`)
結局入らず。
わんわんおがずっと吠えている。 どこかに売り飛ばされると思うとるのか。
おお、温水洗浄便座じゃ。
(´Д` )
ここに駆け込まずにすむか……。
午後10時になると自動消灯するようで、部屋に戻ると既に補助灯のみ。先着の3名様は何故か敷き布団らしきものが。あれ?と思ってよく見たら、その人たちの隣の毛布が無い。なるほど、後はもう誰も来なさそうなので先人にならい、隣の毛布を拝借。
しかしコレ繁忙期は相当キツそう。すし詰めなので毛布は当然1枚、このカッチカチの床がダイレクトに触れるとなると確実に背中やられますわ。( ;´Д`)
そう思いながら天井を仰いでいると、いよいよ揺れがひどくなり……。
つづく。