日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)

節操無しの日本酒呑みが、グルメ(?)や旅行記もつづるブログ。土佐酒アドバイザー(高知県酒造組合認定資格)です。

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ズワイガニ(松葉ガニ)の刺身を安く食べたいなら「水ガニ(若松葉ガニ)」!


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いよいよ松葉ガニ(ズワイガニ)が解禁されました。生のカニ刺身も食べてみたい!そんな方もいらっしゃるかと。

松葉ガニレベルと言わないまでも、ここいらで漁獲されるカニ刺身を安く食べられる方法があります。

それが、水ガニです。 (´Д` )

水ガニって?

脱皮したばかりの松葉ガニ(ズワイガニ)のことなんです。若松葉ガニとかズボガニとも呼ばれています。甲羅も体もフニャっとしています。

ただし、漁獲され市場に出回るのは1月下旬以降です、現地で見た記憶だと、活で1枚1000円程度。安いのだと500円くらいのもあるようです。

何でそんなに安いのか? 

 はい、これは見ていただいた方が早いと思いますので以下の画像をどうぞ。

(・ω・)

 下、水ガニです。

いずれも山陰側の日本海産。

茹でる前なので茶褐色。

ぱっと見た目は普通の松葉ガニとあまり変わりません。

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が。

こいつをサバくと……。

(´Д` )

 

 

 

甲羅の中身です。

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中が黒&緑っぽいですね。

 

 

こちら比較用松葉ガニ 。

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明らかに色が違います。

これは当たりのミソです。

 


そう水ガニは、

脱皮にエネルギーを使ったのか、ミソはもちろん、身もスカスカなのです。

 (´Д` )

そして、

熱を通したバージョンも見ていただきましょう。

左にあるのが水ガニさん。

黒緑色のミソはあまりおいしくないうえ、

身が少ないのも一目瞭然です。

ちなみに小ぶりで赤い内子があるのがセコガニ(香箱ガニ)、灰黄緑色のミソと身を和えているのが普通の松葉ガニです。(・ω・)

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 えっ?(´Д` )

そんなスカスカでうまくないんだったら安くても嫌だよって?

確かに火を通すなら、駄目でしょう。

しかし刺身で食べるなら、これでも充分です!

身が痩せて水分を含んでいることもあり、

ちょっと頼りない食感ながらも、海水っぽい塩気が適度にあり、甘みはちゃんとあります。ミソは期待できませんが、おいしいですよ!( ̄▽ ̄)

そして身があんまりないからか、結構つるりと抜けます。

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食べるならかならず活きているカニで

 

なおカニは鮮度が落ちやすいです。

刺身にするなら、絶対に活。できれば漁獲されてそんなに経過していない方がいいです。死んだカニは論外。それならば水揚げ後すぐに昇天してもらい、すぐに冷凍したカニを解凍して食べた方がよっぽどマシでございます。(´Д` )

 これまでのカニ話。

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おしまい。