日本酒好きのおっちゃんが何か言うとるわ。( ´ ω`)

節操無しの日本酒呑みが、グルメ(?)や旅行記もつづるブログ。土佐酒アドバイザー(高知県酒造組合認定資格)です。

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2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

広島食記〜小イワシ(カタクチイワシ)は7回洗えば鯛の味?

ちょっと前に岡山のヒラやテンジクダイのことを書いたので、 瀬戸内シリーズで、今が旬の広島の小イワシ(カタクチイワシ)の刺身の話でも。広島では、7回洗うと鯛の味と言われるほどです。 広島湾産小イワシの漁期は短いので、今月中に広島旅行(広島市内)…

米鶴 純米酒 蛍ラベル

山形の米鶴酒造さんの夏酒。 酒米は出羽の里、 精米歩合は65%、 アルコール度数は14度。 とのこと。 飲。 (・ω・)!!! バナナ、うまみ、酸味、 昭和系の風味が出るギリギリ前、 うまみがあって水を加えた感があまり無く、いい感じでした。 おいしゅうござ…

日清カップヌードル、マッサマンカレー、ボンゴレ、そうめんと日本酒の相性を考えた(脳内のみ)。

思い出したかのように食べるインスタント麺シリーズ(´Д` ) コンビニで気になったものを(´ π`)ズルズルしてみたが、 単に感想書くだけだと面白くないので、 食べながら、どんな日本酒に合いそうか考えてみた。 考えただけで実際にはやってない。気が向いた…

舞美人、sanQ蔵付酵母 山廃純米無濾過生原酒の味。

福井の美川酒造場さんのお酒です。 このシーズン、日曜日昼更新は夏酒以外か別ネタでお送りしています。 最近変態酒に言及したので、 実際に変態と呼ばれることがある銘柄をご紹介します。 木槽しぼりの中汲み。 酒米は五百万石、精米歩合60%、 そして、…

自宅ノ日本酒ヲ、プチ断捨離セヨ

おっちゃん実は、はてなブログで今をときめくミニマリス党員ですからね、たまにはちゃんと活動しないと(`_´)ゞ……嘘ですすいません一度断捨離って言葉使ってみたかったの( ;´Д`)。ワシはレア酒見てはブヒブヒゆうとるので、入党審査の時点で、首根っこつか…

陸奥八仙、夏吟醸の味。

昨日に引き続き、青森の八戸酒造さんの夏酒。 こちらはアルコール添加の吟醸です。 米は、 麹に、華吹雪 掛に、まっしぐら を使っているようです。 アルコール度数は14度。 飲。 (・ω・)!!! デリシャスリンゴ系、甘み、酸味、 アルコール添加のピリピリ感…

日本酒好きのツレが変態酒変態酒って興奮しとるんやけど変態酒って、

? A.明確な定義はありませんが、国税局の鑑定官や都道府県の技術センターの先生が顔をしかめる酒質であるにもかかわらず、一定のファンを獲得しているお酒をそう呼ぶことが多いようです。 材料の使い方が常識外れなのに、鑑定官を務める先生方が驚く「良…

陸奥八仙、夏どぶろっく 純米活性にごり酒の味。

青森の八戸酒造さんの夏酒です。 下ネタソングが得意な芸人さんとは関係ない模様。 蔵元さんのサイトによると、 酒米は、まっしぐら 酵母は、きょうかい1001号、 精米歩合69%、日本酒度-3、酸度2。 飲。 (・ω・)!!! うまみ、軽み、カルピス乳酸、キ…

甘口、辛口の基準として日本酒度はアテになるのか?

A.参考にはなりますが、一つの判断材料程度に留めておいた方がよいです(´Д` ) マイナスだったら甘口、プラスだったら辛口、と一般的に言われていますが、飲んだ時に違和感を感じたことがある方もおられるかと思います。 日本酒度はそもそも糖分を測っている…

久礼、花河童 特別純米生酒の味。

高知の西岡酒造さんの夏酒です。 花火を見ながら晩酌している河童ラベル。この写真だとわかりにくいですが、右下になんかいます。 日本酒度+12、酒米は松山三井、高知県の酵母を使っているようです。 飲。 (・ω・)!! うま酸っぱみ、とろみ、キレ、 開栓し…

香り系の日本酒は加熱調理に向いてないのと酒粕の栄養価がマジやばい件について

爆死確定のライトノベルみたいなタイトルですが、日本酒や酒粕(かす)の料理や栄養価について書きます。昨日の話で料理酒としての利用にちょっと触れたので、続きみたいなものです。(・ω・) 画像は、酒粕の写真が撮りためた中になかったので、代わりに。( …

乾坤一、純米吟醸 鈴風の味。

宮城の大沼酒造店さんの夏酒です。 米はササシグレ。 あのササニシキの親にあたります。 ササニシキは宮城県が主産地で、コシヒカリと並んで一時代を築いた米だったのですが、低温に弱かったために今はあまり栽培されなくなりました。引き金は1993年(平成5…

好みじゃない日本酒を処分する方法

お酒もらったけど、 好みじゃない。 もしくは長らく放置していたら、 好みじゃない味に変わっていた! うーん困った...... と、頭を抱えておられる方向けの話。 よく言われるのは、料理酒としての利用ですが、 何でもかんでも料理酒にしてしまうのはもったい…

山の壽、夏宵涼み生貯 純米酒の味。

福岡の山の壽(ことぶき)酒造さんの夏酒です。 蚊取り線香ラベル。 「昼」と「夜」の2タイプがあるようで、こちらは昼バージョン。 中身は同じだそうです。( ;´Д`) 飲。 (・ω・)!!! うまみ、青み、コク、苦渋、キレ、 山の寿さんのお酒は、華やかでフ…

日本酒は開封(開栓)後、どう保管すればいいのか?~生酒・火入れ酒や冷蔵・室温の場合など

開栓した後のお酒はどうしたらいいのか。特に気温の高いこの季節、気になるところです。経験なども交えながら、つらつら書きます。 生酒を開栓常温放置してハアハア( ;´Д`)ハアハア言いながら熟成をお待ちの方は、これから先の文章を読んでもつまらないと…

杉勇、夏純の味。

山形の杉勇蕨岡酒造場さんの夏酒です。 純米の生酒で、酒米は山形の出羽の里使用。酵母は山形酵母のようです。 飲。 (・ω・)!!! 穏やかなリンゴ&バナナ、わずかに青み、軽く甘味、とろみ、キレ バランスの良い、純米というより純米吟醸に近い味わいのお…

暑くて日本酒気分じゃない時におすすめ!にごり酒 炭酸割り飲み比べ。

濁り酒の炭酸割り(ソーダ割り)のご紹介。Twitterで予告編的なのを流したやつの続き。 酒は飲みたいけど、 暑くて夏酒すら飲む気が出てこない人向けのお話です。 ハイボール感覚でいけます。(・ω・) まずは広島の竹鶴純米にごりハイボール。 うまみ、酸味、…

川鶴 讃岐くらうでぃの味。

香川の川鶴酒造さんの濁り系?低アルコール酒です。 アルコール度数6%、アルコール添加、精米歩合70%で本醸造規格になるようです。麹量を大幅に増やしている(かいつまんで言うと濃醇になる)うえに、白麹(ざっくり言うと酸っぱくなる)も使用しているとの…

日本酒の瓶の色の意味〜茶色や緑色が多いけど、夏酒と古酒は透明瓶だったりするのはどうして?

本日は酒瓶の色と保管の関係などについて、あれやこれや記します。長くなりそうなので、Q&Aにしてみました。 (・ω・) Q.日本酒の瓶の色って茶や緑が多いのはなぜ? A.紫外線をカットするのにちょうどいい色だからです。(ただし緑瓶は茶瓶に比べ劣化を…

伊予賀儀屋、清涼純米 花火の味。

愛媛の成龍酒造さんの夏酒です。 蔵元さんのサイトなどによると、 切り絵のラベルは、心シリーズと言うらしく、はさみ切り絵作家の塩崎剛さんと成龍酒造さんのコラボレート作品で春夏秋冬あるようです。 これは夏バージョン、Seiryo Hanabi「天正の涙」が正…

知識だけでは価値が無い時代をどう生き抜けばいいか?

何かモノを書く、人に話す。 その際、 「知っている」 それだけで大きな価値がある時代があった。 どこの県にどんな銘柄のお酒があるか、 見たことがない銘柄のお酒の読み方、 お酒ができる詳しい仕組み、 はたまた蔵の内部構造、 それらを尋ねられた時に、…

開運、涼々 特別純米酒の味。

静岡の土井酒造場さんの夏酒です。 酒米は山田錦、酵母は静岡のNEW-5。 火入れは一回のようです。 飲。 (・ω・)!!! 青み、うまみ、まったり、コク、キレ 吟醸香は抑えめ、 口に広がる味わいは昨日の天狗舞夏酒寄り。 開運も能登流の系譜(杜氏だった故・…

飛び込みで居酒屋に入るのはコスパが悪いので、

やりません。予備情報無しでふらりと入るのがエエンや!無粋なことをぬかすなコスパ厨が!失敗も楽しまんかい!と思われる方は、戻るボタンをそっと押していただければ( ;´Д`)と言うのも、歳取れば昔ほど食べられないし、何より口直しで再食したら太る!そ…

天狗舞、超辛純米酒の味。

石川の車多酒造さんの夏酒です。 辛口で日本酒度は+11とのこと。 飲。 (・ω・)!! 熟、青み、バナナ前、酸味、コク、キレ、 辛口らしく甘みは少なめですが、天狗舞らしいうまみというか厚みは健在。軽やかで爽やかな夏酒を期待する人向けではないですが、…

居酒屋、行きつけの店をつくるには

この前は、呑み助の立場で居酒屋にこうしてもらいたいなあというのをつらつら書いた話。 今回は、人の紹介以外で、みずから行きつけの店を見つけたい&作りたいが、尻込みしている方向けの話。 まず、 1人でゆっくりできる店、 とにかく日本酒の種類があって…

阿部勘、純米吟醸 夏酒 金魚の味。

宮城の阿部勘酒造店さんの夏酒です。 いやー、真っ白ですごくシンプルなラベルですね!(・ω・) 実は裏から見ると、金魚が泳いでいる姿が瓶を通して見える仕様だったという。 (´Д` ) 飲んだ時は、 金魚ラベルであることを知らなくて、 帰宅してからネットで知…

日本酒の新年度は何故7月1日からなのか?

本日から日本酒における新年度が始まります。 ちなみに「日本酒の日」は10月1日(由来は諸説あり)。 普通は4月から次の年の3月までですが、日本酒は本日、7月1日からです。 27BY(Brewery Year=酒造年度)は本日からです。この日以降にもろみを…